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手足口病

目次

原因

 エンテロウイルスやコクサッキーウイルスの感染による症状です。

症状

 手のひら、足の裏、口の中に小さなみずぶくれができます。おしりや膝にできることもあります。口の中にみずぶくれができると痛くて食べられなくなることがあります。発熱はあることもないこともあり、発熱がある場合は数日程度で下がってきます。発疹は数日から1週間程度で徐々に淡くなり、なくなっていきます。治ってから1か月後くらいに爪が割れたり、指の皮がむけることがあります。

診断

 流行状況や発疹の見た目で診断します。

治療

 原因のウイルスに対しての特効薬はなく、自身の免疫力でウイルスを体から追い出し治っていきます。一時的に熱を下げて楽にしてあげるために解熱剤を使うことはありますが、発疹に対しての薬はありません。口の中の痛みで食べられない時は、痛みが落ち着くまでは固形物は無理せずに、ゼリーなど半固形の物や水分(水やお茶だけではなく、イオン飲料やジュースなど甘い物で糖分も補ってください)を中心に摂取することをお勧めします。

こんな時は受診を

 水分も摂れずにぐったりしているようなら受診してください。

家庭内の感染対策

 数週間は便にウイルスが排泄されるため便の取り扱いには注意してください(オムツ替え後などは十分に手洗いしてください)。

登園・登校のめやす

 登校や登園は、発熱がなく、食事が普段通りに摂れるようになったらしていただいて構いません(園の基準があればそれに従ってください)。

許可証が必要であれば登校・登園が可能になったタイミングで受診してください。その際、学校や園の書式が必要であれば用紙を持参してください。特に指定がなければクリニックの書式でお書きさせていただきます。

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