発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)
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発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)
以前は“先天性”といっていましたが必ずしも先天性ではなく、生まれてから発症、進行することもあるので今は発育性股関節形成不全と言われるようになりました。発育性股関節形成不全は股関節(足の付け根の関節)がはずれる病気です。1000人に1~3人と元々まれな病気ですが、抱っこの仕方やおむつの当て方などを注意することにより発生をさらに減らし、悪化を防止できます。
これらに当てはまるお子様は特に正しい扱い方(抱っこなど)を心がけてください。
複数が当てはまる人は特に注意です。
クリニックでは以下のことに注意しながら診察をし、精密検査をする対象をみきわめています。
1があれば精密検査、2~5の2つ以上あれば精密検査。
2は判断が難しい場合があり、人の体は正常でも左右に差はあるので「深い皺」がある場合に左右差と考えます。
精密検査は通常、整形外科で行います。
抱っこの仕方やおむつの当て方は以下のパンフレットを参考にしてください。
(日本整形外科学会、日本小児整形外科学会 作成)
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