予約について
- 当院ホームページトップの「WEB予約」のタグから入り、一番下の「インフルエンザワクチン」から進んでください。
注射かフルミストを選択できるのでフルミスト希望の場合はフルミストを選択してください。 - 注射のインフルエンザワクチンの予約開始と同じく9月16日13時から予約を開始、10月1日から接種を開始いたします。
- 当院ではインフルエンザ流行前の10月か11月にはフルミストの接種を済ませておくことをお勧めしています。フルミスト接種後2週間以内にたまたまインフルエンザにかかり抗インフルエンザ薬を服用すると、抗インフルエンザ薬がフルミストの効果を減弱させてしまう可能性があるためです。
- 今年度からインフルエンザワクチンの問診をWEB問診で行います。
予約前日の18時にWEB問診のURLを貼ったリマインドメールをお送りしますので、そこから入力していただくか、当院ホームページの「WEB問診」のタグから入って「インフルエンザワクチン予診票」から進んでください。予約前日の18時以降に予約をお取りの場合はリマインドメールは来ませんので、当院ホームページからWEB問診をお願いいたします。
接種前日の18時以降からWEB問診をできる設定にしていますので、混雑緩和のため来院前までにWEB問診をお願いいたします。
接種費用
- 税込み8,000円とさせていただいております。年齢にかかわらず1回接種です。
接種対象
- インフルエンザワクチンを打つと腫れやすい方や、注射が苦手なお子様はご検討ください。
- 添付文書上は2歳以上から19歳未満が接種できますが、点鼻なので顔を動かしてしまうとうまくできないためじっとしていられるお子様が対象です。
- 当院では3歳以上で点鼻の時にじっとしていられる子が対象とさせていただいております(2歳は難しいと思います)。19歳以上は承認されていないため接種できません。
- 動いてしまったりしてうまくできなくてもやり直しはできません。
接種対象外・接種注意者
- 川崎病や心疾患でアスピリンを内服中の場合や、特殊な病気や薬によって免疫抑制状態の場合は接種できません。妊婦さんも接種できません。
- 気管支喘息のコントロールが不良の場合、重いゼラチンアレルギーがある場合は接種できません。
- 5歳未満で喘息の既往がある場合は接種注意者に該当するため、注射でのインフルエンザワクチンを推奨いたします。
効果について
- フルミストと注射のインフルエンザワクチンの効果を直接比較したデータはなく、厚生労働省や日本小児科学会の見解では“両者は同等”とされています。より強い効果を期待してのフルミストというよりは注射の痛みをなくすためのフルミストとお考えください。
- 注射のインフルエンザワクチン効果が約5か月間持続するのに対し、フルミストでは約1年効果が持続するとされており、季節外れにインフルエンザが流行した場合などはフルミストの方が利点があるといえます。
- 風邪やアレルギー性鼻炎で鼻が詰まっている時にフルミストを接種した場合に効果が減弱する可能性があります。
副反応や注意点について
- 主な副反応として鼻閉、鼻漏、咳嗽、口腔咽頭痛、頭痛等、重大な副反応としてショック、アナフィラキシーが報告されています。
- 生ワクチン(弱毒化したインフルエンザワクチン)であるため軽微なインフルエンザの症状(鼻閉、鼻漏、咳嗽、口腔咽頭痛、頭痛等)が出る可能性がある点が注射のインフルエンザワクチンと異なる点です。
- ショック、アナフィラキシーは極めて稀なことで他の予防接種でも極めて稀に起きえることですのでフルミストに特有のものではありません。
- 接種後、鼻汁中にワクチンウイルスが排出するため1~2週間は重度の免疫不全者との密接な接触は可能な限り避けることが推奨されています。
その他
- 生ワクチンですが、他の生ワクチン(MR、水痘、おたふくワクチン)と接種間隔をあける必要はありません。他の生ワクチンと同時接種を行うことも可能です。
- 新型コロナウイルス罹患後の予防接種の目安は解熱後2週間とさせていただいております(「小児COVID-19合同学会ワーキンググループ」の「小児の外来診療におけるCOVID-19診療指針」では症状消失後2~4週間程度とされていますが、4週間あけると予防接種のスケジュールが大幅にずれてしまう場合があるため2週間程度が妥当と当院では考えております)。
- 水痘罹患後は治癒して2週間以上、新型コロナウイルス以外の発熱の場合は解熱して1週間程度後の接種を目安にしてください。