おたふくかぜは軽い病気と思われがちですが、難聴などの合併症が問題になることがあります。
特にムンプス難聴は、一度起こると回復が難しく、有効な治療法もありません。
そのため当院では、おたふくかぜワクチンの接種をおすすめしています。
おたふくかぜで心配な合併症
おたふくかぜでは、
・無菌性髄膜炎
・精巣炎
・卵巣炎
・膵炎
などが起こることがあります。
中でも注意したいのがムンプス難聴です。
頻度は高くありませんが、一度起こると回復が難しいことが知られています。
おたふくかぜワクチンの効果
おたふくかぜワクチンには、
・おたふくかぜの発症予防
・重症化予防
・合併症予防
が期待できます。
おたふくかぜにかからないことだけでなく、難聴などの重い合併症を予防することにも意義があります。
何回接種するの?
日本小児科学会では2回接種が推奨されています。
一般的には、
・1回目:1歳
・2回目:年長さん(小学校入学前の1年間)
に接種します。
1回目は、MRワクチンや水痘ワクチンなど1歳で受ける予防接種と一緒に接種することが一般的です。
2回目は、年長さんの時にMRワクチン(第2期)と一緒に接種するのが一般的ですが、年長さんを過ぎても接種できます。
当院でも2回接種をおすすめしています。
市川市の助成について
市川市では、7歳6か月未満のお子さまを対象に1回分の助成があります。
1回目の接種で助成を使用した場合、2回目の接種には助成は使えません。
一方で、市川市外で1回目を接種したあとに市川市へ転入された方などは、7歳6か月未満であれば2回目接種時に助成を利用できます。
市外から転入された方には、転入後に市川市からピンク色の助成券が郵送されます。
制度が変更される場合がありますので、詳細は市川市の案内をご確認ください。
副反応はありますか?
接種後に発熱や耳の下の軽い腫れがみられることがあります。
また、ごくまれに無菌性髄膜炎などが報告されています。
ただし、おたふくかぜに自然感染した場合にも同様の合併症は起こり得るため、ワクチン接種による利益が上回ると考えられています。
まとめ
おたふくかぜは多くの場合自然に治りますが、難聴などの重い合併症を起こすことがあります。
特にムンプス難聴は一度起こると回復が難しく、有効な治療法もありません。
そのため当院では、おたふくかぜワクチンの接種をおすすめしています。
接種時期や他のワクチンとの同時接種についてご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
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