目次
赤ちゃんが生まれてから最初の数か月は、毎日が初めてのことばかりで不安も多い時期です。
こんなお悩みはありませんか?
・熱が出たら受診した方がいい?
・予防接種はいつ始める?
・湿疹は様子を見ていい?
・母乳だけで大丈夫?
今回は、小児科医としてよく相談を受ける内容をまとめました。
① 生後3か月未満の発熱は早めに相談を
特に注意したいのは、生後3か月未満の赤ちゃんの発熱です。
目安として、38℃以上の発熱がある場合は受診をご検討ください。
もちろん予防接種当日や翌日の発熱で、予防接種による反応と考えられる場合は慌てなくて大丈夫なこともあります。
また、
・呼吸が速い
・胸がペコペコへこむ
・ゼイゼイする
・ミルクの飲みが悪い
このような場合は月齢に関わらず受診してください。
② 生後2か月になったら予防接種を始めましょう
生後2か月になると、受けられる予防接種が一気に増えます。
「まだ小さいから少し待とうかな」と考える方もいらっしゃいますが、予防接種は赤ちゃんを病気から守るために行うものです。
特にロタウイルスワクチンは開始時期に期限があります。
生後2か月ぴったりでなくても大丈夫ですが、なるべく早めの開始をおすすめしています。
初めての予防接種は不安も多いと思いますので、気になることはお気軽にご相談ください。
③ 赤ちゃんの湿疹は「肌が弱いだけ」と決めつけない
赤ちゃんは皮膚が乾燥しやすく、湿疹もよく見られます。
最近では、皮膚のバリア機能が低下した状態が続くことで、食物アレルギーにつながる可能性があることもわかってきています。
そのため、
「少しガサガサしているだけ」
と思っていても、早めにスキンケアや診察を受けることが役立つ場合があります。
④ 離乳食は遅らせすぎなくて大丈夫
「アレルギーが怖いから、卵はまだやめておこう」
そう考える方は少なくありません。
一方で、現在は必要以上に離乳食を遅らせないことも大切と考えられています。
初めての食材は、
- 1回の食事につき1種類
- 少量から
- 様子を見ながら
を基本に進めていきましょう。
⑤ 母乳でもミルクでも大丈夫です
母乳にはたくさんの良さがあります。
一方で、母乳が十分に出ないことや、授乳が負担になることもあります。
私は、母乳だけ・ミルクだけにこだわりすぎず、それぞれのご家庭に合った方法で育児をしていただければよいと思っています。
赤ちゃんがしっかり飲めて、成長できていることが一番大切です。
最後に
赤ちゃんの時期は、心配なことが次々と出てきます。
全部を一人で判断しようとしなくて大丈夫です。
受診するほどか迷うこと、予防接種の進め方、湿疹や離乳食のことなど、気になることがあればお気軽にご相談ください。
いちかわ真間こどもクリニック
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